空手聖地への道! 其の伍
ご神託が元となった「天燈山を空手の聖地に」という思いつきは、次第にその必要性を強く感じるようになってきました。
そして辿りついた結論は、やはり空手を一つにし、空手の意義を伝える「空手の神様」が、ここ沖縄に立ち上がる事だと・・・
しかし、空手の神様とは?
理由はどうであれ、歴史的根拠も無く軽はずみに空手の神様をお祀りする事は畏れ多く、許されるのか?
自問自答する中で、今一度空手について学べる場所はないかと調べたところ、何やら「沖縄県空手博物館」という施設がある事を知り、早速仲間と見学へ。
辿り着くと、そこは「沖縄剛柔流拳志會空手道・古武道総本部道場」内に併設された私設博物館で、恐る恐るお伺いした我々を、館長の外間哲弘先生は温かく迎え、博物館を案内してくださいました。
目の前に広がる貴重な宝が、空手・古武道の歴史を通して、先人たちの生き様・アイデンティティーを広く伝えていきたいという外間先生の熱い情熱と使命感を物語っておりました。
私にとって大きな励みともなったこの見学会に何か仕組まれたようなご縁を感じておりましたが、後々、その時初めて目にした武道神「ブサーガナシー」の進展により、深い意味合いを知らしめされる事になるとは・・・
続く・・・